響~小説家になる方法~
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久々にビビッときたマンガなのでご紹介

とある文芸編集部の新人賞宛に送りつけられた、直筆の投稿原稿。
編集部員の花井は、応募条件を満たさず、
ゴミ箱に捨てられていたその原稿を偶然見つける。
封を開けると、これまで出会ったことのない
革新的な内容の小説であった。
作者の名は、鮎喰響。連絡先は書いていない・・・



賞を取ったせいでamazonのレビューでは酷評されてるけど今年読んだマンガで一番面白いと思いました。

「主人公が俺TUEEEすぎてつまらない」「主人公が暴力的すぎて萎える」というコメントが特に目立つが、これはあくまで”主人公が天才”という設定はマクガフィンで”天才が現れた時のその業界の周囲”を一番描きたい作品なんだと思う。だから作中で主人公が書いた小説の内容にも触れない。

3巻の蟹工船での鬼島のシーンは思わず泣いてしまった。”片隅に”以来。
天才に翻弄される周りの作家のキャラが本当に良い。是非読んで欲しい。

「キチガイ暴力文学少女」の部分は完全にギャグ漫画なのでそこを理解の上で。ヒナまつりが好きなら好きなはず。

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